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Z世代と未来の共働きを考えよう

■コロナ禍での家庭

「夫も在宅勤務で仕事をしているのに、休校中の子どもの家庭学習のサポートや食事の支度は自分任せで不公平だ」

「自分は保育園に通えない小さな子どもの世話と仕事をなんとかやりくりしているのに、夫は1人別室で仕事に集中している」

 

△参照:コロナ禍で露呈!「名ばかり共働き」世帯の現実(東洋経済オンラインhttps://toyokeizai.net/articles/-/352785?page=4)

 

これは、「共働き」について最近読んだ記事の抜粋です。コロナ禍によって、従来の「共働き」に亀裂がうまれているようです。

 

では、Z世代は「共働き」に対してどのような価値観をもっているのでしょうか?

 

■丸井グループ×Z世代会議

9/7(月)に(株)丸井グループさまとオンラインZ世代会議を実施しました。

 

テーマは『Z世代と未来の共働きを考えよう』

 

(株)丸井グループさまは、社内で特定の課題(社会課題)に対して会社としての解決策を考えるプロジェクトを「イニシアティブ」として定め、取組みたいテーマに社員自らが手を挙げてメンバーとして取組みを進めています。その中で、共働きにおける課題を考えている「共働き2.0」イニシアティブのメンバーの社員の方々とチームdotの学生とディスカッションをしました。

・Z世代の参加者25名

・(株)丸井グループさまの参加社員11名

…チームは7つ(各5人ずつ)のZoomブレイクアウトルームに分かれてディスカッションを行いました。

 

ディスカッションの流れは以下のとおりでした。

・問①「家族との理想の暮らしのあり方とは?」

・問②「Z世代の理想の共働きとは?」

・問③「②の共働きをアイデアにまとめよう」

 

現時点で共働きをしているZ世代の割合は少ないため、まずは問①で「理想の家族との暮らし」を聞き、問②③で4タイプ別に「理想の共働き」についてまとめてもらいました。

 

ディスカッション内容は、miroというオンラインホワイトボードで記録しました。

■4タイプ別共働き

ディスカッション内容を整理して考察した結果、こんな感じで4タイプ別にまとまりました。

 

・人生ガチ勢

インサイト:仕事と家庭の境がなく融和させたい

アイデア:社内託児所

考察:好きなことを仕事にしたいという意識がもっとも強い。仲間との関係性を大切にしていて、子育てや家事は相互補助しあいたい。

 

・省エネペシミスト

インサイト:自分1人の時間が欲しい

アイデア:家事タスクアプリ、子育て留学

考察:コスパ重視の考え方で、男女でフェアに家事や子育てを分担すべきという考え方

 

・ソーシャルよいこ

インサイト:余裕あふれるライフスタイルを見せたい

アイデア:記念日休暇、高級リゾートの宿泊券

考察:自分も家族も豊かに暮らしていたいので、間違ってもブラックは働き方はしたくない

 

・様子見フォロワー

インサイト:家族団欒の時間を過ごしたい

アイデア:家族と過ごすための有給制度

考察:家庭内では夫婦会議などで、コミュニケーションをしっかりとりたい

 

■まとめ

イラストにまとめるとこんな感じです!

次回は、「Z世代の働き方」について書いていきます〜。ではでは〜!

 

『Z世代会議』は、『Z世代レポート2018』(約3000名の日本の若者世代を対象に行った調査)を詳細に分析し、リアルなZ世代の声と合わせて、記事を発信しております。
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