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【グラフィックレコーディング】会議を楽しく、華やかに チームで行う新しいカタチ


innovation team dot(以下dot)ではグラフィックレコーディング(以下グラレコ)という、会議やイベントをイラストでまとめるサービスを提供しています。

グラレコには通常、スピーディーで複雑な会議内容を振り返りやすくしたり、理解を深めアイデアの創造を促す、といったメリットが存在。また会議中も視線がイラストへ誘導されるため、「意見 対 意見」という洗練された議論が可能となり、対面での会議で陥りやすい「わたし 対 あなた」の感情的なぶつかり合いを避ける、といた効果も期待されています。

(以前行ったグラフィックレコーディング)

しかしdotのグラレコは一般的なメリットだけでなく、ほかとは違った独自の強みをもって活動しているそう。今回はその強みについて、dotのグラレコを担当し活躍している、池田 萌絵さん、前田 真由美さん(以下 もえ・まゆみ)のお二人にお話を伺ってみました。

 

 

 


■一人じゃない “チーム”で描くdotグラレコ

――dotのグラレコ独特の強み、とはいったい何なのでしょう?

もえ:わたしたちの強みは“チーム”であることなんです。例えばじっさいの現場ではチーム内で絵を描く子、話を聞く子、構図を考える子、など役割を分担して、それぞれが得意な技術を用いて1つのグラレコをつくりあげていきます。役割を分けることで、大事なことを聞き逃さずに強調できたり、グラレコ自体の精度が高まったり。一人での活動にはない、チーム活動ならではのメリットが生まれるんです。

まゆみ:よく頂く感想に「会議が楽しい雰囲気になる」というお言葉があって。わたしたち自身が絵が好きだから本気で楽しんでいるのと、チームのみんなでいるぶん、感情も増すというか、とにかく楽しくて。そんなわたしたちの楽しさが伝わって会議の緊張感がほぐれるみたいなんです。

もえ:そうそう!反省会すら、すごく楽しくて。わたしたちはそれのこと、楽しい反省会って意味で”たのはん”って呼んでるんですけど(笑)。

学生の頃からdotに所属しているので、たぶん、わたしたち含めチーム全体にdotが重要視している“組織文化”が強く根付いているんですよね。

 

 innovation team dotのHP 新しい組織を重要視している。

 

あとグラレコは性質上、止まらずに流れる会議内容を追い、構図を考えて、余白とのバランスを見る……など同時処理する能力が求められるので、一人でやる場合ちゃんとしたものができるか不安になってしまうんです。でもチームだとみんながいるので安心して製作に取り掛かれる。なんの心配もなく集中して取り組める、っていう点はチームならではの強みなのかもしれません(笑)

■“楽しい”から始まったグラレコの道

――活動の原点を教えていただけますか?

もえ:なんだろう……活動としては朝日新聞さんのイベントでやらせてもらったことが一番最初だと思います。dotアドバイザーの斉藤さんが繋げてくれたSDGsのイベントで……。

まゆみ:そのときはまだ一回も公に活動したことがなくて、とにかくぶっつけでしたね(笑)

もえ:公式活動じゃないところだと、株式会社になったばかりのdotのロゴを一緒に製作したことでしょうか。dotに所属していた、絵やデザインが好きな数人が参加したもので、みんなでデザインを考えたり描いたりするのがすごく楽しかったんですよね。

やがてアドバイザーの斉藤さんが“グラフィックレコーディング”という手法を教えてくれて、グラレコがメンバー達のあいだに広まっていきました。楽しそうだし、かわいいなって(笑)それからは個人で、授業や社説などをグラレコ……と呼べる代物ではなかったですが、イラストを描き感想をシェアしていました。ちょっとずつdot内でのイベントや会議の際にグラレコを描く機会を貰いチーム活動がはじまり、朝日新聞さんのイベントに協力させていただいた、という流れです。

 

(再開後の、Factelier・山田敏夫さんからのメッセージ

 

まゆみ:当時はグラレコがお仕事になる、なんてまったく考えていませんでした。けどやってみて、イベントのたびに事前学習や内容で知識を得られるので、いまはすごく役得で楽しいお仕事だなって思ってます。

もえ:回を重ねるごとに、グラレコの精度も上達していて。お話した、一番初めの朝日新聞さんのイベントで描かせていただいたグラレコを今見ると「もっとできたな」って思っちゃいます(笑)

じっさい、成長をほかの方に褒めてもらえることもあって。先ほどの朝日新聞さんSDGsのイベントは回数を重ねていくイベントで、先日もグラレコをさせていただいたんです。そしたらなんと登壇者の方が最初の時と同じ、Factelierの山田敏夫さんだったんです! 再登壇、というか。その方がわたしたちのこと覚えていてくださって、しかもこんな素敵なメッセージまでいただいてしまって。思わずウルッてなっちゃいました(笑)

 

■「人々の生活をカラフルに、毎日をハッピーにしたいです。」 innovation team dotによるグラレコのこれから

 

――今後について、お聞きしてもよろしいですか?

もえ:今後ですか……、そうですね……。グラレコって、まだまだ未発達の業界でこれから多数の競合が入ってくると思うんです。なので専門性を身につけていった方がいいのかな?って。描くにも事前知識が必要ですしね。まずはSDGsやイノベーションについての分野は専門といえるようにしたいですね。

まゆみ:もちろん、それ以外の分野もどんどん描かせていただきたいです。グラレコの楽しいことの一つは、様々な知識や想いに触れられることなので。描かせて頂いた先で、逆に私たちがエネルギーをもらって帰ってくることもあるので、とにかくたくさんの場所でお手伝いできれば嬉しいです。

もえ:あとわたしたちは大切なミッションとして、「世界をちょっとずつカラフルにしたい」を掲げているので、人々の生活をカラフルに、毎日をハッピーにしていきたいです。会議の場をもっと華やかに楽しくしていきたいし、企業理念などの素敵な想いを心から好きになれるようなデザインをしてみたい。グラレコの体系的な学びを作りたいという個人的な目標もあるので、たくさん頑張っていけたらいいな、と思います。

 

 


 チームで楽しみながら活動する、innovation team dotのグラレコ。“チーム”だから創りあげられる、“楽しい”から高めていける。独自の強みは仕事の対象だけではなく、自分たちの成長にも好影響を与えているようです。チームそれぞれが特技を持ち寄るdotグラレコ、は内容の整理だけでなく、楽しさという思い出も描き出してくれるのかもしれません。

(取材・文 タカハシコウキ) (この取材はZOOMを用いて、オンラインで行われたものです。)

『Z世代会議』は、『Z世代レポート2018』(約3000名の日本の若者世代を対象に行った調査)を詳細に分析し、リアルなZ世代の声と合わせて、記事を発信しております。
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